秋桜のブログ

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カテゴリ:考えること( 7 )

今日思ったこと

藤原ていさんの『流れる星は生きている』という本を読んだ。
終戦と同時に始まった逃避行(引き上げ)を書かれたもので、壮絶なものだった。
私の祖母はあの逃避行を半年続いた後、子どもたちのため、
生きるために苦渋の決断で中国の地に残ることにしたそうだ。
いつか日本に帰れる夢と希望を持ちながら懸命に生きてこられた。
念願だった日本に帰国ができたのは日中国交正常化後の1976年。
それから父は私たち家族を連れて日本に帰って来たのが1982年。
その時は父が既に46歳になっていた。
7歳で中国に渡り、9歳で終戦を迎えた父たちは、
中国に残る決意をしたその日から日本語を使えなくなった。
日本に帰ってきた時は日本人なのに日本語を話せなかった。
父はもっと早く日本に帰国ができたら、
藤原ていさんの子どもたちのように、立派な学者さんにはなれなくでも、
せめて母国語を話せるなら、日本に帰ってから言葉の不自由もなく生きることが出来たはずだ。
『流れる星は生きている』を読んで、
日本に早く帰て来られた人と中国の地に残された人との人生は
こんなにもかけ離れてしまうと思うと不条理に思ってしまう。
8月15日終戦記念日の今日、
いつもの散歩で見上げた空は雲一つないけれど、星もなかった。
もちろん流れる星も見えなかった。


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by kosumosu60 | 2010-08-15 23:17 | 考えること

もう一人の自分

毎个人心里都有另外一个自己

張恵妹=A-meiのオフィシャルwebサイトで聴こえてきた第一声は上記のセリフです。
中国語の意味は「人はみな心の中にもう一人の自分がいる」です。
先日、kenさんのブログで「実像と虚像」というのを読みました。
鏡の中に映し出されてたものが「虚像」であれば、
心の中の「もう一人の自分」は「実像」なのかなぁ!! と考えたりします。

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金曜日、恵比寿の「神戸ふわとろ本舗」で食事をしました。
とても美味しかったです。料理と店の写真を撮るのが忘れました。

店に入る前に見かけた面白い看板の店です。デジカメで撮りました。

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by kosumosu60 | 2009-06-28 23:54 | 考えること

「遥かなる絆」最終回を観た

NHK連続ドラマ「遥かなる絆」の放送が終わった。
今日は最終回を録画でみた。
第一回から最終回まで毎回いろんなことを考えさせられたり、
涙を流したり、印象深いドラマとなった。
最終回の中で孫玉福(城戸幹)は義母を一緒に日本で暮らそうと話した時、
義母の「死ぬなら自分の国で死にたい」という台詞に込められた思いは、
計り知れないものを感じた。
華僑などが故郷に戻ることを中国語で「落葉帰根」という。
誰もが死ぬ時は産まれた故郷の土に還りたいのだろう。
なのに、時々わたしは何人だろう?
どこに還るのだろうと思うことがある。
中国にいたときは日本人、日本に居ながら自身も完全に日本人になりきれない。
日本の生活と中国で暮らした歳月が半々となった時、
これで自分の気持ちが平等になると思っていたけど、そうではなかった。
最近、自分は何人だという考えをなるべくしないようにしている。
何人でもいいのだ。
日本人の父と中国人の母に産まれたわたしは一人の人間なのだ。
一人の人間として、何も隠さず、何も飾らずありのままの自分でいようと思う。

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原作の著者・城戸久枝さんとお父さんの故郷行もぜひ観てください。
5月31日(日)午後4:00~午後4:45(45分)
四国スペシャル「故郷行 中国・家族のルーツをたどる旅」

★番組内容
中国残留孤児・家族の原点をたどる旅▽国交正常化前に独力帰国▽養母とのきずな【出演】城戸幹,城戸久枝,【語り】加藤健一,【朗読】河本邦弘

★詳細
日中の国交が正常化する前の1970年に命がけで帰国を果たした中国残留孤児が伊予市在住の城戸幹さんだ。去年秋、幹さんは、帰国までの道のりを記した著書で大宅賞を受賞した娘の久枝さんと、中国での軌跡をたどる旅をした。養母と過ごした中国東北部黒龍江省の村や高校生活を送った牡丹江市など、幹さんの人生にゆかりある土地や人たちを訪ねながら、日中間の歴史にほんろうされた「家族のルーツ」を見つめ直していく。
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by kosumosu60 | 2009-05-24 16:32 | 考えること

遥かなる絆 第二回 日本孤児

遙かなる絆 第2回 日本孤児を録画で見ました。
ドラマの中で久枝は大学の講義中に学生たちからバッシングされたシーンが大変印象的でした。

四年前に私は一人で生まれ故郷を訪ね、毎日のように小学校からの友人たちと寝食をし、幼き日々の思い出を語り、毎日楽しくて過ごしていた。
ある日、食事会の後の二次会で、酒が多めに入ったある同級生が、急に私に日中戦争のことをどう思ってるかと尋ねられ、返事に困った私はいろんなことを言われました。
その時、悲しさやら、悔しさ、切なさで、我慢仕切れず大泣きしながら、自分の気持ちを話しました。
「私のどこが悪いの? なぜ、私をせめるの? あたなを嫌いになるだけじゃないの?
戦争のことは私に関係ないとは言わない。だって、戦争があったから私が生まれた。戦争は決して良い事ではない。でも、それによって生まれてきた私は精一杯生きていかなくてはいけない。幸せにならなくてはならない。いまは私にできることは、微塵ながらも、ここにいるみんなと仲良くしていくこと。私と出会うすべての人と仲良くすること。あなたと敵関係になりたくない。だって、私は自分が日本人だと知る前からずっと友達だったでしょう。日本はそれまでに中国でしてきたことを認識することができるけど、背負うことができない。私たち一人ひとりが小さな世界から仲良くすれば、きっと戦争がなくなると思う。私は誰をも憎むことはできない。中国も日本も私にとって両方とも大切の国だから。人を憎みながら生きていくことは幸せになれない。」話しながら自分でも何を話しているのかを解らなくなり、最後は声にならなく号哭でした。

私の話に友人たちも泣いてしまい。楽しいはずの二次会はそれぞれの思いを抱きながら、終わりました。

いまでも、なんでこんな思いをしなくではならないかと思うときがあります。

ドラマの中で久枝が何も言えず、それからお父さんの日記を読み始め、その中でいろんなことを知ることになる。そのシーンで、また泣いてしまいました。


城戸久枝さんの「あの戦争から遠く離れて~私につながる歴史をたどる旅」にサインをしてもらったとき、第二話の中で何度も出た「車到山前必有路 车到山前必有路」という言葉を書いてくれました。「どんな困難なことに直面しても、必ずやりとける(道が開ける)」という意味の言葉です。


第三回「祖国へ」の放送は明日午後9時から
あらすじ
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久枝(鈴木杏)は劉(フービン)の紹介で残留孤児の日本語教室を手伝う。そこに訪ねてきた日本人女性から30年前の父・玉福(グレゴリー・ウォン)との出会いを聞かされる。
その頃の玉福は肉親探しを求める200通もの手紙を日本赤十字社に出し続け、ようやく身元が判明し、日本にいる父・弥三郎(浜畑賢吉)からの手紙も届いたのだった。進められる帰国の手続きに、玉福も養母・淑琴(岳秀清)も別離の悲痛に耐えた。しかし下された結果に、久枝は父の苦悩を思った。

明日も見られない。録画をして楽しみにします。
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by kosumosu60 | 2009-05-01 23:13 | 考えること

法事

土曜日に雨の中、亡くなった祖母の法要が行われました。
祖母は大正2年生まれで、2年前の平成18年92歳で生涯を閉じました。
昭和17年30歳になる前に一家7人、満州開拓の夢を旨に中国に渡りました。
その夢はわずか3年足らずで終わってしまい、
逃避行の末、やむを得ず中国の地に残されました。
30年あまり中国で暮らした後、
昭和50年に61歳でやっと生まれた故郷に帰ることが出来ました。
祖母の92年の生涯は一言で語りつくせない壮絶なものでした。
はじめの30年は日本で暮らし、
途中に30年中国で暮らし、
最後の30年はまた日本で暮らした祖母は、
どんな思いで生涯を終えたのだろうと思うと胸が痛くなります。
和尚さんのお経の声を聞き、
祖母と一緒に暮らした日々のことを思い出しながら胸が熱くなりました。


もうすぐ咲く「木蓮」
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咲いてます「さくら」かな?
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近所を散歩中にデジカメで写真を撮りました。
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by kosumosu60 | 2009-03-15 23:03 | 考えること

3月9日

日本に来た日。
数えて20ウン年。
あっという間に過ぎてしまった。
今日はある大学の先生にアイデンティティについてインタビューを受けた。
アイデンティティよく聞く言葉だけど、
考えれば考えるほど大変複雑のことだった。
中国語「自我」「自我同一性」「自身」「主体性」「個性」「認同」
日本語
1.「自己が環境や時間の変化にかかわらず、連続する同一のものであること」
2.「本人にまちがいないこと。また、身分証明」

さっき散歩の時に聞いた台湾歌手欧陽菲菲(オウヤン・フェイフェイ)の
「感恩的心」に感銘することがあって、訳してみました。

我来自偶然 像一颗尘土
有谁看出我的脆弱
我来自何方 我情归何处
谁在下一刻呼唤我

天地虽宽 这条路却难走
我看遍这人间坎坷辛苦
我还有多少爱 我还有多少泪
要苍天知道 我不认输

感恩的心 感谢有你
伴我一生 让我有勇气作我自己
感恩的心 感谢命运
花开花落 我一样会珍惜

一粒の塵のよう偶然にここにやってきた
だれもわたしの弱さを知らない
わたしはどこから来て どこへ向かうか
だれがまた声をかけてくれるか

世界は広いだけど自分の道はでこぼこ
人生は山あり谷あり
わたしの愛と涙はあとどれくらい
空は知っている わたしは挫けない

あなたに会えたことを感謝する
素直な自分になれるよう 勇気を与え
運命にも感謝する
どんなことがあっても、命を大切にする
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by kosumosu60 | 2009-03-10 00:02 | 考えること

中国の旧正月

二週間前は(1月26日)中国では春節。(旧正月)
故郷の友人から写真を送ってきました。
名残惜しい街がすっかり変わり、とても新鮮にも見えました。

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昨日はボランティアクループが主催した「春節会」に参加してきました。
久しぶりに中国の歌を歌ったり、
踊りを踊ったり楽しいひと時を過ごすことが出来ました。
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by kosumosu60 | 2009-02-09 23:27 | 考えること