土曜日に雨の中、亡くなった祖母の法要が行われました。
祖母は大正2年生まれで、2年前の平成18年92歳で生涯を閉じました。
昭和17年30歳になる前に一家7人、満州開拓の夢を旨に中国に渡りました。
その夢はわずか3年足らずで終わってしまい、
逃避行の末、やむを得ず中国の地に残されました。
30年あまり中国で暮らした後、
昭和50年に61歳でやっと生まれた故郷に帰ることが出来ました。
祖母の92年の生涯は一言で語りつくせない壮絶なものでした。
はじめの30年は日本で暮らし、
途中に30年中国で暮らし、
最後の30年はまた日本で暮らした祖母は、
どんな思いで生涯を終えたのだろうと思うと胸が痛くなります。
和尚さんのお経の声を聞き、
祖母と一緒に暮らした日々のことを思い出しながら胸が熱くなりました。
もうすぐ咲く「木蓮」
咲いてます「さくら」かな?
近所を散歩中にデジカメで写真を撮りました。