中国の旅二日目5月15日(土)
朝4時に起床し、5時半にホテルを出発しました。
昨夜にいた成都空港から飛行機で本日の目的地黄龍に向かいました。
九寨黄龍空港に到着したのが8時半。
黄龍は平均海抜3000メートル超える高地にあり、最も有名な五彩池は3700メートルのところにあります。
黄龍空港に着いたのときは既に海抜3200mもあり、空港からバスで黄龍に向かう途中に4507mの山を越え、食事を摂りながら4時間をかけて黄龍に14時半に着きました。これからが高山病との闘いでした。
入り口から五彩池までは7キロもあり、行きはロープウェイを利用し、帰りは遊歩道のコースにしました。ガイドブックでは帰りの所要時間は50分とい書いてありましたが、メンバーの中にわりと若い私と同年齢の2人が年配の方たちに遅れて、計3時間以上をかけて、後ろから数え4番目の到着でした。友人はみなさんに迷惑をかけたのではないかと途中、悲しいやら、悔しさで泣いてしまいました。
ガイドさんの話では何年前は九寨溝空港が出来るまで、成都から黄龍まで電車とバスで12時間もかかったそうです。ロープウェイも無かったので、五彩池まで登りも下りも徒歩でした。そうした場合はわりと高山病にかかり難いだそうです。それから高山病にかかる人は若い人に多いらしいですよ。との話しを聞き少しは気持ちが楽になりましたが、それにしても辛かった。
ロープウェイでいきなり3500メートルのところに連れて行かれ、残りの200メートルの高さは本当に辛かった。最後の所に登るのを止めようと思いましたが、ガイドさんに励まされ何とか目的にたどり着く事ができました。
そうそう酸素ボンベを2本担いで登りましたけど、足りませんでした。
成都から黄龍に向かう飛行機の中から。中国東方航空
4507メートルの休憩所。トイレも何もない。
山々はきれいでした
黄龍の入り口
ここからが苦難の道のりでした。
酸素が足りないけど写真は頑張って撮りました。ところどころ見える景色。
天気が晴れると気温が20度くらい。この日は5度前後でした。
五彩池に到着。霧に覆われ幻想的な景色に感動しました。
下山途中。
今年は異常気候で例年より寒く、雪がまだ解けないため水の量が少ないようです。
この日はホテルに戻ったのが22時を過ぎ、大変辛い一日でしたが、
良い経験を出来たと思いました。
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